教育課程部会(12/8、第101回) 配付資料
文部科学省の教育課程部会(第101回)配付資料が公開されました。内容はほぼ教育課程部会教育課程企画特別部会(12/6、第26回)と同じです。
「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ」に係る意見聴取の結果等について公表され、その上で、(次期学習指導要領の)答申に向けた意見交換が行われた、第100回の部会の議事録も資料として公開されています。
一部を抜粋して紹介します。
〇今回、アクティブ・ラーニングの視点ということが出されて、基本的な趣旨は、視点という形で踏まえて、是非考慮してくださいということ。ただし、具体的な個々の手法について、あるいはどこに入れるかという入れどころ、それについてはかなり多様なものがあっていいということだと思う。
〇習得の学習にもアクティブ・ラーニングの視点を生かす際、偏りにも気を付けなければならない。教師はほとんど関わらずに、「課題を与えたら、あとは子供たちに任せて主体的・対話的に・・・」ということでは、深い学びにつながらない。
〇教科間でアクティブ・ラーニングをどうやって取り入れるかというのは一つ大きな観点であるが、その中で特に、ICT をどうやって取り入れていくかというのは一つ大きな観点かと思う。
〇関係団体からの意見聴取の状況を受けて、「カリキュラム・マネジメント」に関して、色々な解釈の仕方があるように思う。
〇今回の理念をどう周知していくかということが大事だと思う。先生方にどう理解をさせていくのかということと、保護者、一般の方々にどう理解してもらうかということ。一般の方にも、変わるらしいということはある程度分かっていただいているが、どう変わるのかということについては、なかなかまだまだ分かってもらえていない。校種を超えてしっかり理解してもらえるように、周知についてはもっと充実させていく必要がある。
〇ICT については環境整備はもちろんのこと、関連するルールについても重要。せっかく機械が入ったのに十分使えないということも起こりかねないので、この点にも留意していただきたい。
詳細は下記Webサイトをご確認ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/1380469.htm