「xAPI」まとめページ

学習行動を記録するスタディ・ログの標準規格であるxAPIに関するページです。

 

GIGAスクール構想で1人1台端末が整備され、日常的にデジタル端末が使われるようになっています。児童生徒の学習の様子の一部は自動的に記録できるようになり、今まで以上にスタディ・ログを始めとする教育データの利活用の期待が高まっています。一方、ひとつの教材、ソフトウェアで児童生徒のすべての学びをカバーするのは不可能であり、統合的なデータ利活用を行うためにはスタディ・ログの標準化が必須です。

xAPIは、学習者の詳細な学習行動を記録するための技術標準規格として世界中のさまざまな場面で利用されています。ただしxAPIは自由度が高い規格であるため、例えば ”何をした” にあたる動詞 (verb) としてどのような単語を使うかに関して明確な規定がありません。このような、xAPIの自由度の高さを補い、さまざまな学習ツール間でスタディ・ログの意味を揃える役割を果たすのがxAPI Profileと呼ばれる規定です。「どの語彙や形式でログを書くか」の共通ルールブックと言えます。

ICT CONNECT 21では、日本の初等中等教育向けのxAPI Profileを検討するため、2025年夏にxAPI SWGを設立し、上智大学田村恭久教授をリーダーに、企業や学校の先生、大学の研究者など50人程度が参加して検討を続けてきました。

この、”xAPIまとめページ”は、このxAPI SWGの活動を通じて蓄積されて来た情報や規格を公開し、xAPIに関する相互運用性を確保するとともに、スタディ・ログの活用を通じて教育データの利活用を促進することを目指しています。

田村リーダーが、学習分析学会でxAPI SWGの活動を紹介されたときのスライドはこちら。
ICT CONNECT 21 xAPI SWGの活動(PDF)

なお、2025年度末にxAPI SWGでまとめたxAPI Japan Profile Ver.1.00 Draftは文部科学省に提案され、現在文部科学省教育データ標準事業の一環として意見募集が行われています。そのWebページはこちら。
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/data_xapi_00001.html

xAPI Japan Profile Ver.1.00 Draftを含む報告書はこちらのWebページで閲覧できます。