中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会(第98回) 配布資料

8月22日にお知らせした教育課程企画特別部会(第20回)での検討結果として、「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議まとめ」が教育課程部会に報告され、議論されました(8月26日)。
資料が公開されましたので、お知らせいたします。

中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会(第98回) 配布資料

この後、初等中等分科会や中教審での報告、そしてパブリックコメントを得て、中教審答申としてまとめられ、今年度中(2017年3月末まで)の小中学習指導要領の告示となります(高校は2018年度)。

次期学習指導要領の大よその方向性は本資料でほぼ確定となります。

なお、「審議のまとめ(案)のポイント」では、身につけるべき資質・能力として、次のような記述があります。

「全ての学習の基盤となる力〔言語能力(読解力等)、情報活用能力(プログラミング的思考やICTを活用する力を含む)、問題発見・解決能力、体験から学び実践する力、多様な他者と協働する力、学習を見通し振り返る力など〕について、発達の段階に応じて確実に育むことができるよう、関係する教科等とのつながりを整理。」

また、ICTの環境整備については、次のような記述があります。

「次期学習指導要領等の実現に不可欠な教員定数の拡充など指導体制の確保、教材の改善・充実、ICT環境の整備など、必要な条件整備についても整理。授業づくりや教材研究、学習評価等を教員の中心的業務とできるよう、業務改善等に向けた取組も併せて実施。 」