「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議最終まとめ

『「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議最終まとめ』が公開されました。

平成27年4月20日初等中等教育局長決定として、下記の趣旨と検討事項の下、平成27年5月12日(火)に第1回が行われ、1年半超におよぶ会議の「まとめ」です。

■趣旨
教育における情報化の進展や、アクティブ・ラーニング等の主体的な学習の必要性の高まり、その他デジタル教科書・教材の位置付けの検討に関する各種提言等を踏まえ、いわゆる「デジタル教科書」の位置付け及びこれに関連する教科書制度の在り方について専門的な検討を行うことを目的として、「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議(以下「検討会議」という。)を開催する。

■検討事項
(1)教科書の意義、形態など、教科書の基本的な在り方に関すること
(2)いわゆる「デジタル教科書」の教育効果及びそれを踏まえた制度的な位置付けや費用負担の在り方等に関すること
(3)その他

■「最終まとめ」目次
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.デジタル教科書に関する基本的な考え方
1.教育の情報化の推進について
2.現行制度における教科書の意義及び位置付けについて
(デジタル教科書の位置付けに関する検討の視点)
3.学びの充実のためのデジタル教科書の導入の在り方について
(デジタル教科書の内容・範囲)
(デジタル教科書の使用による効果・影響との関係)
(デジタル教科書の使用形態)
(多様な学習ニーズへの対応)
(中長期的な検討の視点)
4.使用形態を踏まえたデジタル教科書の在り方について
(教科書検定制度との関係)
(学習内容の特性への配慮)
(教科書無償給与制度との関係)
(導入時期)
Ⅲ.デジタル教科書の導入に伴う関係制度の方向性
(教科書採択、教材選定)
(供給方法)
(定価・価格)
(障害のある児童生徒に対する配慮)
(著作・編集等に係る著作権の権利制限の在り方)
Ⅳ.デジタル教科書を取り巻く環境の整備
(デジタル教科書の使用に当たって求められる ICT 環境の整備)
(デジタル教科書の効果的な使用のための条件整備)
Ⅴ.おわりに

是非、詳細について、下記Webサイトからご確認ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/110/houkoku/1380531.htm