【新設】学習eポータルSWG メンバー募集のお知らせ

ICT CONNECT 21の技術標準WG(座長:田村恭久 上智大学教授)では、GIGAスクール構想により初等中等教育の現場に一人一台環境が整備され、ICTや教育データの利活用が促進されることを見据え、ICTを活用した学びのハブとして機能する学習eポータルの仕様を検討する「学習eポータルSWG」を設置し、活動を開始いたします。
つきましては、SWGメンバーを募集いたします。
募集期間:2020年9月28日(月)~2020年10月16日(金)

■学習eポータルSWG
リーダー:伊藤博康 (株式会社内田洋行 教育総合研究所所長)
サブリーダー : 田畑太嗣 (NEC初中等・教育産業グループ部長)

▼活動内容
高等教育や諸外国の初等中等教育の学校に比べ、これまで日本の初等中等教育の現場ではLMSに相当するシステムが普及していなかった。インターネットアクセスを備えた一人一台環境が整備されると、学習者一人一人が自分の学びを管理して行くとともに、スタディ・ログが蓄積されて活用されることが期待される。そのためのハブの機能を持つシステムを学習eポータルと位置づけ、そこに最小限必要な機能は何か、さまざまな教材やツール、システムとどのように連携すべきかなどを検討し、標準仕様案としてまとめる。また学習eポータルの普及の方策を検討する。成果は文部科学省を始めとする中央省庁に提案し、ICT CONNECT 21会員企業やアライアンス団体とも共有する。

▼成果のイメージ
・学習eポータル標準仕様案
・学習eポータルの普及方策

▼参加メンバーに求めるもの
・LMSに相当する機能を持つシステムやツールを提供している、あるいは提供を予定している企業に所属し、製品企画や開発の経験、あるいは標準仕様のとりまとめに関わった経験のある方。
・教育における国際技術標準規格に関する知識を持ち、活用できる方。
・標準仕様案の検討に積極的に関わり、とりまとめに貢献いただける方。
・標準仕様が成立したのちには、製品として展開する可能性を考えていらっしゃる方。

▼ご参加を検討される方へのメッセージ
文部科学省「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)」では、教育ビッグデータを活用した教育現場のイメージが示されていますが、スタディ・ログを収集、分析、活用していくためには、学習eポータルのようなハブの役割を果たす仕組みを通じたデータの相互運用性の確立が不可欠です。また、シングルサインオンや統合されたダッシュボードなど、多くの検討課題が残されています。その具体化の検討に技術面を中心に加わっていただける方のご参加をお待ちしています。

参加をご希望される方は下記入力フォームにご記入ください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/4602e50b178874
※「参加を希望されるSWG」では「学習eポータルSWG」にチェックしてください。
※「応募動機・自己PR等」欄に、ご自身のご経験やこのSWGに対する期待などをお書きください。参加希望メンバー多数の場合は運営の都合上人数を制限する可能性があることをあらかじめご承知おきください。