教育課程部会教育課程企画特別部会(12/6、第26回) 配付資料

教育課程部会教育課程企画特別部会(第26回)配付資料が公開されました。

当日の部会では、OECD生徒の学習到達度調査(PISA2015)等の結果について、および、次期学習指導要領の答申(案)についての議論が行われました。

「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ」に係る意見聴取の結果等について公表され、その上で、(次期学習指導要領の)答申に向けた意見交換が行われた、第25回の特別部会の議事録も資料として公開されています。
一部を抜粋して紹介します。

〇小学校高学年の外国語の教科化に向けて、指導体制の充実の要望の声が上がっているが、「誰が教えるのか」ということについて、もう少し具体的に踏み込んで記述する必要があるのではないか。
※外国語の教科化については同様の意見が相次いでいるようです。
〇今回の改訂に向けた理念が確実に現場に届いて、実施されていくためにも、是非この答申の示し方の工夫というものをお願いしたい。
〇共生社会の実現という理念の下では、障害のある人たちだけではなく、LGBTの方々やマイノリティーの宗教の方々にも配慮しなければならない。そういうことを含めてクロスカリキュラムで触れるように、踏み込んだ記述が必要ではないか。
〇アクティブ・ラーニングについては、ほんの少しずつかもしれないが、徐々に進行しているのは間違いない。体験してみて、子供たちの変容を感じ取れる教員が多くなってきているように感じる。
〇ICT環境の整備については、1人1台のパソコンや、校内LANについては書かれてはいるが、黒板にプロジェクターを設置するといったような、提示装置も大きな役割を果たすのではないか。例えば全ての教室にプロジェクターを設置することなど、そういったところの予算要求等も今後に向けてお願いできればと思う。

詳細は下記Webサイトをご確認ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/053/siryo/1380468.htm