平成29年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧
平成29年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧が公開されました。
「情報通信技術を活用した学びの推進」として 1,326百万円 が計上されています。
内訳としては下記の通りです(新規予算のみ説明文も掲載)。
○次世代の教育情報化推進事業 300百万円
次期学習指導要領を見据え、情報教育・ICT活用の充実に向けた地域をけん引する拠点の構築に向けて推進校を指定し、教科横断的な情報活用能力の育成のためのカリキュラム・マネジメントの在り方やICTを効果的に活用した指導モデルの開発のための実践的な研究を実施するとともに、官民コンソーシアムを設立し、優れた教育コンテンツの開発・共有等を推進する。また、教員のICT活用や情報教育指導力向上を図るため、教員養成系大学における指導者養成研修等を実施する。
○次世代学校支援モデル構築事業 250百万円
総務省との連携の下、「一人一台のコンピュータ環境」を前提として、校務の情報を学習記録データ(学習履歴や学習成果物等の授業・学習の記録)等と有効につなげ、学びを可視化することを通じ、教員による学習指導や生徒指導等の質の向上や、学級・学校経営の改善等に資することを目指し、学校における活用の在り方、個人情報としての学習記録データの管理の在り方、学習記録のデータ化の方法、システム要件(情報セキュリティ対策を含む)等についての実証研究を行う。(スマートスクール構想実証)
○情報通信技術を活用した教育振興事業 80百万円
○ICTを活用した教育推進自治体応援事業 480百万円
○人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業 114百万円
○青少年を取り巻く有害環境対策の推進 58百万円
他、ICT関連予算として、次が掲げられています。
〇学校現場における業務改善加速事業 460百万円
本予算内≪学校現場における業務の適正化の推進のための関連施策≫として「ICTを活用した教育推進自治体応援事業」
○少子化に対応した活力ある学校教育の推進 2,574百万円
≪関連施策≫として「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」が掲げられています。
○学校をプラットフォームとした総合的な子供の貧困対策の推進 4,158百万円
うち、地域未来塾による学習支援の充実として、535百万円
詳細につきましては下記サイトよりご確認ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h29/1376627.htm