技術標準WG連続セミナー「未来の学びをささえる技術」 第5回「 IoT, WoT と教育 」【5月10日(木)】

ICT CONNECT 21の技術標準WGでは、教育に関わるさまざまな技術の調査と検討を行なっており、その成果をみなさまにお伝えする機会として、連続セミナーを開催しています。

昨今、さまざまなものがインターネットにつながり、連動して動作するIoT (Internet of Things) が注目を集めています。さらにその次のステップとして、HTML5やCSSをはじめとするWebに関するさまざまな技術規格を制定している標準化団体であるW3C (World Wide Web Consortium) では、IoT連携にWeb技術を活用するWoT (Web of Things) の議論が進んでいます。Web技術を活用することで、国や業界の垣根を越えてさまざまなものが相互に通信しあう世界が想定されており、教育もその一部として捉えることができます。

今回は、W3CでWoTを担当され、ICT CONNECT 21の発足当初から国際連携SWGに参加されている、慶応大学の芦村先生に、WoTの概要と意義に関してお話しいただきます。
また、ICT CONNECT 21技術標準WG座長である上智大学の田村先生には、WoTが教育に関する技術とその標準化に持つ意味を解説していただきます。

中長期の技術動向を考える上で、またとない貴重な機会です。技術の専門家だけでなく、将来的な技術動向に興味をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。

■開催日時
2018年5月10日(木) 15:00 〜 17:30
■受付開始
14:30
■開催場所
株式会社内田洋行新川本社2F ユビキタス協創広場CANVAS
※地図はこちら
http://www.uchida.co.jp/company/corporate/bases_1.html

■登壇者
芦村 和幸 (あしむら かずゆき)
「WoTはIoTの魔法の杖になるか?」
慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授
2005年よりW3C(World Wide Web Consortium)にて、Web技術の産業応用に関する各種国際標準化活動(音声・マルチモーダル、WebとTV、Webと車、NFC、Geolocation等)に従事。2017年現在、Web of Things(WoT; WebとIoT)、Media&Entertainment(Webとストリーミングメディア)に関するWeb標準化を担当。W3C Project Specialist兼務。博士(工学)。

田村 恭久(たむら やすひさ)
上智大学 理工学部情報理工学科 教授
ICT CONNECT 21技術標準WG座長
日本e-Learning学会 会長
学習分析学会 理事長

■申込サイトURL
https://pro.form-mailer.jp/lp/54d3ede0143792