学校における働き方改革特別部会(第8回) 配付資料

11/28に開催されました、学校における働き方改革特別部会(第8回)の配付資料が公開されました。
・業務の役割分担・適正化に関する具体的な論点(部活動)について
・「中間まとめ」(案)について
等が議題となりました。

中間まとめ(案)は、「はじめに」において、「教師が疲労や心理的負担を過度に蓄積して心身の健康を損なうことのないよう、長時間勤務の是正に向けて勤務環境を整備するとともに、教師が、研鑽や授業準備等の時間を確実に確保し、限られた時間で授業・学習指導、学級担任等の学級経営,生徒指導等をこれまで以上に効果的に行うことができる環境を確実に整備することを期待する。」として、下記の6項目をまとめています。

1.「学校における働き方改革」の背景・意義
2.「学校における働き方改革」の基本的な考え方
3.学校・教師が担う業務の明確化・適正化
4.学校の組織運営体制の在り方
5.勤務時間に関する意識改革と制度面の検討
6.必要な環境整備

また、ICTに関しては、次のような記述がみられます。

〇学校が担うべき業務のうち,教師が当然担うべき学習指導・生徒指導についても,平成 28 年の勤務実態調査によると,授業に加え,授業準備,生徒指導等に多くの時間が割かれていることから,⑩授業準備,⑪学習評価や成績処理,⑫学校行事等の準備運営,⑬進路指導,⑭支援が必要な児童生徒・家庭への対応を効果的に進めるためにその業務の一部を分担することと併せて,ICT等の積極的な活用等の必要な方策についても検討を進めたところである。

統合型校務支援システムの導入により,指導要録への記載など学習評価をはじめとした業務の電子化による効率化などを図るとともに,ICTを活用し,教材の共有化を積極的に進めることが必要である。その際,都道府県と域内の市区町村との連携により,都道府県単位での統合型校務支援システムの共同調達・運用に向けた取組を進めることが重要である。

詳細は下記Webサイトをご覧ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/siryo/1398854.htm